子供の絵の見方、育て方

新装版 子どもの絵の見方、育て方 新装版 子どもの絵の見方、育て方
鳥居 昭美 (2003/03/25)
大月書店

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最近子供がもじゃもじゃ絵を書き出したので、久しぶりに育児系の本を読んでみた。
分かったこと:

  • 小学校前の子供は自分の絵が人に分かることは期待してない。何描いたの?って聞くのはあり、っていうか聞かないとダメ。
  • 9歳前の子供は形がどうとか、色がどうというような客観的な絵は描けない。大人の書いてほしい絵を強制するとよくないことが起こる。
  • 絵を見るときは、うまさではなくて、手数を見る。どこに力を入れて描いたか、で子供の表現したいことを観察する。

特に最後のところが気に入った。

以下、蛇足。
人のコードを見るときも、どこに力を入れてるかをよく見ると教育上いいのかもしれない。
力の入れ具合は(変数、関数、クラス名などの)ネーミングで分かる気がする。

でも、子供の絵の場合は力を入れて描いた部分を共有するというのが大事なんだろうけど、
コードに関しては力を入れていない部分でバグが発生しやすいわけで教育の方向としては逆だな。
力を入れてる部分が分かった後の対応が分からん。うーむ。